日帰りスキーツアーの場合、宿泊をともなうものとは違って、時間と費用をともに節約することができるというメリットがあります。そのため、収入にとぼしい学生から、週末以外の休みがなかなかとれない社会人まで、幅広い層に人気があるため、一般的な観光ツアーのように、予約の人数が定員に達しなかったために催行が中止となることは、あまりないといえます。逆にいえば、申し込みが多すぎて予約が満員になることを心配したほうがよいかもしれません。こうした日帰りスキーツアーで、条件を満たさないために催行ができない場合というのは、どちらかといえば、現地の天候などにかかわることが多いといえます。
たとえば、暖冬のために積雪量が十分ではなく、スキーをするには安全ではないと判断されるときなどが挙げられます。こうした場合、スキー場のリフトなども休止してしまうため、無理に現地に行ったところで、スキーを楽しむことはできませんので、やむをえないといえます。もしも日帰りスキーツアーが中止となった場合には、事前に連絡があるはずであり、場合によっては他の日帰りスキーツアーへの振替などの案内もあわせて行われますので、どうしても最初に予約したスキー場でなくてはならないという場合を除いては、振替の便宜を図ってもらったほうがよいかもしれません。振替をしない場合には、あらかじめ振り込んでいた代金は、後日、旅行会社などから銀行口座に返金されるはずです。
